みなみ会館 アリスメンタルジャーニーNight



めちゃくちゃ久しぶりにみなみ会館のオールナイト行ってきた!

京都みなみ会館: http://kyoto-minamikaikan.jp/
アリスメンタルジャーニーNight: http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/20011


みなみ会館といえば、昔ポップコーンナイトっていう人気の覆面上映イベントがあって
学生の頃は都合のつく限り参加してたな~。あれは楽しかった!

ポップコーンナイトは、4本の上映タイトルは一切秘密で、開始前にヒントだけ
書いた用紙が配られるのね。
そのヒントだけで上映タイトルを当てた人には後で無料チケットがもらえたりする。

時々、超B級どマイナー映画をヒントだけで当てる猛者様が本当に現れて、
お客さん全員が「スゲー!(`ФωФ') 」と、尊敬の眼差しで拍手を送ったものです。
どのくらいマイナーかっつうと「ボンベイtoナゴヤ」くらいのレベルです。

知ってる?知らないよね?普通知らんて。

チャウ・シンチーの「食神」とか、「バッファロー’66」もこのイベントで観たな。
当時はまさかチャウ・シンチーがこんなにブレイクするとは思いもよらずw
シュヴァンクマイエルを初めて見たのも、ポップコーンナイトの「悦楽共犯者」で、
しばらく鶏がトラウマになったでござるよ _:(´`」 ∠):_

ところでポップコーン・ナイトで過去上映した作品のリストってどこかにありますかね。
タイトルを思い出せないのがいくつかあって・・・。
ご存じの方、ご一報いただけましたら嬉しいです(*゚∀゚)=3


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地下鉄のザジ【HDニューマスター版】 [DVD]
紀伊國屋書店 (2009-12-19)
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【1本目「地下鉄のザジ」】22:30~

レーモン・クノーの小説『Zazie dans le métro』の映画版。
リマスター版なので、めちゃくちゃ映像がキレイだった。
60年代のパリの、雑然としたバザールやキッチュな街並みが堪能出来る。

ザジは十数年前、みなみ会館か朝日シネマか?で観たことがあって、
当時「これはスラップスティックっていうんだよ」って教えてもらったのだが、
こういうものだよ、と言われても正直ラストのドタバタが長すぎるなーって思ってた。
で、今観てもやっぱりレストランでの乱痴気騒ぎ長いですww

ザジの天真爛漫な可愛さやフィリップ・ノワレの若かりし姿もよいですが、
ザジの伯母さん・アルベルティ―ヌ役のCarla Marlierの美しさったらねーよ!!
あの流し目たらまんっすわー。



ローズ・イン・タイドランド [DVD]
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【2本目 「ローズ・イン・タイドランド」】 00:30~

いやー・・・こんな寂しい映画初めて観たかもしれん・・・。

両親は2人ともジャンキーのろくでなし。他に頼れる大人もおらず、
友達といえばボロボロの人形(の首)だけ。
開始5分でママはオーバードーズで死んじゃうし、パパと逃げ出した先は、
辺り一面の荒野にポツンと取り残された崩壊寸前のあばら家。
唯一の隣人は強烈な電波で基地のお外だよー!!

もうね、アンナ・カヴァンかってくらい四方八方が絶望と孤独。

正直、ローズも夢見がちとかいうレベルではなく、精神の均衡が危うい感じに
なってるのだが、このローズ役のジョデル・フェルランド(撮影当時10歳)の
妖艶さすら漂う美貌と演技力が物凄くってねえ。

すでに人生に疲れたような、どこか諦念すら感じさせる大人びた表情や、
ディケンズを誘う「女」としての色香と、唯一の隣人を「友人」と呼んで必死にすがる
子供の無垢さが見事に表現されていて、もう脱帽でした。
(wiki見たら、この女優さん「キャビン」でゾンビ一家の娘やってたのねw)

ショッキングなシーンも多々あり、後味もそんなによくないのですが、
荒涼とした大地とジョデル・フェルランドの美しさが刺さる映画でした。



パンズ・ラビリンス [Blu-ray]
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【3本目 「パンズ・ラビリンス」】 2:40~

めちゃくちゃよかった・・・・(*⁰▿⁰*)

スクリーンで観れてよかったああ。
言わずと知れたデル・トロ様!今回の一番のお目当てはこれでした。

スペイン内戦後の不安定な情勢の中で生きる少女の現実と、牧神パンが
与える「地底の王国の姫君」としての3つの試練というお伽話が交互に描かれて、
ものっそい濃厚な、いいストーリーでした。

ラストも切なくてよかったです。救いがないがそこがいい。
<ネタバレ反転>ママは「人生はお伽話じゃないのよ」って涙ながらにオフィーリアを叱ったけれど、結局、オフィーリアには、現実で幸せになる道はなかったんだもんね・・・。どんな理想を掲げても、きっと“現実を生きること”より辛いことはないという人や時代もあるんだと思うなぁ<ネタバレ終>

2番目の試練の番人?はちょっと夢に出そうだよ・・・。
あの発想はなかった!!!!



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 【4本目 「アリス」byヤン・シュヴァンクマイエル】 5:00~

さすがに眠いしラストがシュヴァンクマイエルってよう・・・( ˘ω˘)
相変わらず人形の造作が絶妙に気色悪いし、どことは言えないが全体的に不吉だし
風邪ひいて熱がある時限定で見る悪夢っていうの?ああいう感じ。

「メアリー・アン、新しい鋏を持ってきておくれ」のあたりで寝落ちしました。




6:30終幕。お疲れ様でした~( ˘ω˘)

みなみ会館のオールナイトが好きな理由の一つがそのシチュエーション。
4本観終わってフラフラしながら外へ出ると、ドーンと目の前に東寺の五重塔があって、
映画の世界からリアルに戻ったはずなのに「ここどこ!?」みたいな、
一瞬現実見失う感じがね、酔っぱらったみたいでいいんだよね。
真冬だと特に、6時過ぎとかでもまだ薄暗いんで雰囲気バッチリです。

松屋の朝定食べてから帰るもよし。
(学生の時は松屋じゃなく、吉牛しかなかった気がする・・・)
また楽しげな企画があれば行きたいな。



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